Total Eclipse
10代の頃のTEは、NYC BrooklynのBedford Stuyvesantエリア、"Bed-Stuy"としても知られるジャムやストリートパーティが行なわれていた場所で、群衆をコントロールする技術を磨いて暑い夏を過ごした。ターンテーブリズムを追求し続け、ついには他のDJと競い合う自信を持つまでに至る。最初のDJバトルでDJ Rob Swiftと出会い、それをきっかけにすぐにX-menグループに加入。これが後のレコーティング・アーティスト、X-ecutionersとなった。
Total EclipseはインディースとしてX-ecutioners名義のファーストアルバム "X-Pressions" をリリース。Total EclipseはX-ecutionersのメンバーとともに、同プロジェクトのツアー中にメジャーレーベルとの複数アルバム契約を結ぶ。Sony (BMG) がディストリビューターを務めるLoud Recordsからは後に高く評価される"Built From Scratch"をリリース。多様な側面を持つこのアルバムは、X-ecutionersをターンテーブル・ロック・バンドとして世に知らしめ、ヒップホップDJというものを商業的に認知させた。
メインストリームへ躍進した彼らはEminem、Xzibit、Ludacris、System Of A Down、Papa Roach、Good Charlotteなどのアーティストとのアリーナツアーに出演。また、Linkin ParkのメンバーMike Shinodaと&Joe Hahnをフィーチャーしたコラボレーション・シングルのプロモーションも行なった。MTV Music Awardsでは、ゲストとして出演し、"Hybrid Theory Album"から"One Step Closer"を披露した。